私は外科医として一人前になるとの一心で家に帰ることも惜しんで手術と向き合いました。3年が過ぎたころ、気がつくと受け持つ手術の半分以上が「がん」になっていました。そんな中で今、私が取り組むがん統合医療の根本となるお二方の症例を経験することになります。直径2mmの超早期で発見し摘出したにもかかわらず、3カ月後にお亡くなりになりました。一方、末期で「もう打つ手がない」と余命を宣告されたにも関わらず、「自分で治す!」と言って病院を出て行かれた方が自己治癒力のみで完治されていたという症例です。後に単身で渡米し、世界的権威であるアンドルーワイル博士のもとで統合医療を基礎から学びました。そこでは、「からだには自然治癒力がある」「医者は患者の内なる治る力を引き出す最大限のサポートを行う」という考え方だったのです。医療で病気を100%治すということは一見、正しいように思えます。しかし、裏返してみれば人が本来持っている自己治癒力をかえって落としていまっていることさえあるのです。ですから、自力で治していない病は再発する可能性が高まるのです。現代西洋医学でがんが治る人は3人に1人しかいないのが現状です。残りの2人は再発してしまうのです。もっと治る医療を目指して立ち上がりました。
昭和63年3月 | 三重大学医学部卒業 |
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平成元年4月 | 厚生連加茂病院 外科 |
平成7年6月 | 社会保険中京病院 形成外科医員 |
平成8年1月 | 名古屋大学医学部 形成外科医員 |
平成12年6月 | 厚生連加茂病院 形成外科部長 |
平成16年1月 | 米国アリゾナ大学医学部 統合医療学科 アソシエイトフェロー |
平成16年4月 | 医療法人三九朗病院 形成外科部長 |
平成22年7月 | 統合医療 希望クリニック 開院 |
世界各国の研究により、これまでに分かっているフコイダンのがんに対して注目されている作用は「アポトーシス誘導作用」「血管新生抑制作用」「免疫力強化作用」の3つです。
低分子化フコイダンの特性的な作用として「アポトーシス誘導作用」があります。きわだっているのは、がんだけに特異的に作用し、アポトーシスへと導くことです。
がんの特徴の一つに、血管新生作用があります。自分が増殖するための栄養を確保しようと、血管を伸ばすのです。この血管は非常にもろく出血しやすいため、大きながん組織を手術で切除する場合の大きな課題になっています。新生血管を作らせないようにすれば、がんは「兵糧攻め」にあい、増殖できなくなります
免疫力というのは、本来人間が自分の体に備えているものです。体内にがん細胞などの異常なものを見つけたら、攻撃して排除する機能です。
しかし、免疫力が弱っているとその働きが低下し、がんをやっつけるどころか成長を許してしまいます。がんの予防や治療には、免疫力は大変重要なカギを握ります。
九州大学 照屋輝一郎先生が基礎研究の対象としているのはトンガ王国産モズクから有機酸を使って抽出したフコイダンです、 脱塩処理後、特殊な酵素で分解し、分子量を500以下まで分解しています、この分子量を小さく加工したフコイダンを「低分子化フコイダン(LMF)」と呼んでいます。
人体が十分に吸収できる分子量は3,000以下とされています。したがって、低分子化することにより、消化器官から体内への効率の良い吸収が見込めるようになります。
基礎研究における、低分子化処理後のフコイダン抽出エキスと処理前の高分子フコイダン抽出エキスの比較実験では、低分子化処理されたフコイダン抽出エキスの方がより非正常細胞の増殖を抑制するという結果が得られています。
抗がん剤と低分子化フコイダンを併用することによる検証実験と副作用軽減についての検証実験を行いました。
シスプラチンは数多くのがんに有効性が認められているプラチナ製剤です。現在の抗がん剤治療の中心的な役割を果たしています。しかし、激しい副作用があり、深刻な場合は腎臓機能に障害をもたらします。
低分子化フコイダンは抗がん剤の効果を増強し、抗がん剤の副作用は軽減させることが期待できます。
※九州大学 照屋先生の研究結果は低分子化フコイダンの効能効果を保証するものではありません
※低分子化フコイダンの飲用開始当初に、軽微な下痢の症状が出るとの報告があります。個人差はありますが2〜3日で症状は改善されます。
患者さんの状態を診ていただき、今取り組まれている治療の内容を踏まえた「低分子化フコイダン」の活用方法など堀田先生にご相談できます。詳しくは、NPO法人統合医療と健康を考える会までお気軽にお問い合わせください。
※希望クリニックは完全自由診療ですので公的保険は適用されません
九州大学での基礎研究の結果をふまえ、誰もが安心して酵素消化低分子化フコイダンを活用出来るよう臨床的エビデンスを構築するために医師や研究者により2011年にLMF臨床研究会が発足されました。LMF臨床研究会では様々な多施設共同研究を実施し、その成果を日本癌学会など国内外の学会で報告するとともに、国際科学学術誌に論文として発表しています。
2019年9月には東京の国立がんセンター築地キャンパスにおいて医師や歯科医師など100名を超える医療関係者参加のもと第13回LMF研究会が開催されました。
2017年2月12日 Integrative Cancer Therapies(論文発表) An Exploratory Study on the Anti-inflammatory Effects of Fucoidan in Relation to Quality of Life in Advanced Cancer Patients
2015年10月29日~31日 第53回 日本癌治療学会学術集会(京都)
Exploratory study on Anti-inflammatory effect and QOL by low molecular fucoidan(LMF) for advanced cancer patients.
2015年10月8日~10日 第74回 日本癌学会学術総会(名古屋)
An exploratory investigation for anti-inflammatory effect of low molecular fucoidan (LMF) on advanced cancer patients.
患者さんの状態を診ていただき、今取り組まれている治療の内容を踏まえた「低分子化フコイダン」の活用方法など堀田先生にご相談できます。 詳しくは、NPO法人統合医療と健康を考える会までお気軽にお問い合わせください。
※希望クリニックは完全自由診療ですので公的保険は適用されません
これまで多くの完治、治癒が現実に起きています。次の「物語」の主人公になってくださればこんなにうれしいことはありません。それは奇跡ではなく「希望」という名でわたしたちの目の前で大きな手を広げて待ってくれています。(本書より)
私たち研究者にとって、いや人類にとって永遠の課題である、 正常細胞にダメージを与えずがん細胞だけを死滅させる《パーフェクトながん治療》への新しい光が見いだせるのではないか。※本文より
当会は、九州大学大学院 農学研究院 生命機能科学部門 システム生物学講座 細胞制御工学分野 細胞制御工学教室 (故) 白畑實隆 元九州大学名誉教授が発起人となり、低分子化フコイダンの症例収集を目的のひとつとして2003年(平成15年)より活動してまいりました。
私たちは、がん治療でお悩みの方に、低分子化フコイダン療法を中心とした、統合医療・代替医療の情報提供・ご相談・医師紹介などをさせていただいております。資料請求やフコイダン療法のご質問など、お気軽に当会までご連絡ください。 ご質問・疑問にお応えしながら、低分子化フコイダンの作用やご相談の流れなど具体的な相談方法、低分子化フコイダン療法の取り組み方を中心にご説明させていただきます。また、低分子化フコイダン療法に取り組まれたのち、色々と出てくると思われる変化や心配事など、あとのフォローについてもしっかりと対応させていただきます。
団体名称 |
特定非営利活動法人 統合医療と健康を考える会 |
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主たる事務所 |
鹿児島市上之園町21-4 ザ・サンクチュアリー上之園1F |
構成員 |
理事長 浜砂勝規 社員2名 |
出資者 |
・白畑實隆 ・濱砂勝規 ・岡部雅之 ・アジア細胞治療学会 |
設立 |
平成16年8月 |
目的 |
保健、医療に関する研究・情報収集に係る事業 統合医療に関する研究・情報の収集に係る事業 統合医療に関する正しい情報の普及に係る事業 健康相談、カウンセリングに関する事業 統合医療に関する商品開発支援事業 統合医療に関する書籍・冊子の刊行に関する事業 |